神戸市中央区 みなと元町内科クリニック
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未病/ストレス専門Dr. 笠木のブログ
慢性ストレスが起こす脳萎縮
2021/05/08

ストレスの高い生活を送っている人は、50歳になる前に、脳が萎縮し、物忘れもひどくなるという研究結果があります。このことは、若い頃から、ストレスの軽減に努める必要があることを示唆しています。

ストレスで脳が萎縮するメカニズムとしては、ストレスが原因で、ストレスホルモンである「コルチゾール」がたくさん分泌されると、脳神経が必要な栄養素を十分に利用できなくなり、脳機能が慢性的に低下してしまいます。その際に、記憶中枢である「海馬」が萎縮すると、ぼけてしまいます。海馬だけでなく、脳内で情報を移動させる「放線冠」と呼ばれる部位や、左脳と右脳を行き来する「脳梁(のうりょう)」と呼ばれる部位にもダメージが起きやすいといわれています。さらに、ストレス(コルチゾールの分泌)が多い人は大脳全体も萎縮するといいます。大脳は、思考、感情、行動、発語、運動など多くの機能を持つため、こういった機能が若い時に低下するデメリットは大きいのではと思います。

一般に、ストレスが慢性化すると、不安やうつ、不眠、記憶力や認知力の低下が起きます。初期には脳萎縮は起きませんが、持続すると脳萎縮が起きています。記憶力や認知力の低下を感じている人は脳が完全に萎縮する前にストレス対応能力を身に付ける必要があるかもしれません。脳は萎縮したら元には戻れないからです。