神戸市中央区 みなと元町内科クリニック
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未病/ストレス専門Dr. 笠木のブログ
【番外編】なぜPCR検査の値段は幅広いのか?
2021/04/27

最近、1980円・2900円などの安い民間PCR検査が流行っていますね。よく駅の改札口のそばにあるものです。テレビCMでも宣伝しているところもあります。コロナの検査をすることや検査が広がることはその使い方が正しく、品質が保たれている限りは、良いことかと思いますが、ユーザーからすると、「品質はよくわからないから安い方がいい」となる人も少なからずいるでしょう。安いものから高いものまでそれぞれに良い点、悪い点があると思います。それを見ていきたいと思います。


検査費用の安い民間のPCRに対して検査費用の高い医療機関で行うPCRがあります。何が違うのか?


医療機関のPCR検査は、検査費用が高い分、品質が保証されています。逆に民間のPCRは「品質保証はできないことを前提」にしていますので、そもそも品質を保証することを求められていません。また、医療機関では、陽性であれ陰性であれ、結果をどう解釈してどう対応するかの医師の指示やアドバイスが受けられますが、民間のPCRにはそれはありません。つまり、新型コロナウイルス感染症に対し、どこまで責任を持って陽性者の対応をしてくれるのかの違いがあるということです。同じPCR検査でも適切な試薬、信頼できる試薬を使っているところやダブルチェックの検査体制をとっている施設はどうしても検査の費用がかさみます。粗悪な試薬を使っても結果だけなら出すことは可能です。もちろん検査の精度は落ちるので、偽陽性や偽陰性の可能性は上がります。偽陽性では、必要のない隔離が起き、偽陰性では本来隔離が必要な状況で隔離されずに感染が広がります!

検査の品質が悪いことで、間違ったPCRの検査結果に振り回されるのは本人であり、周囲の人達です。できるだけ医療機関でPCRを受けてほしいと思っています。