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未病/ストレス専門Dr. 笠木のブログ
幸せになる3つの条件(アドラー心理学よりまとめ)  
2021/10/20

幸せになる3つの条件 

                                     1)自己受容 

自分という人間をあなたはどうみているでしょう?こういう部分は好き、こういう部分は嫌いと自分を切り分けていませんか?アドラーは「大切なことは何を与えられているのではなく、与えられているものをどう使うかである」と行っています。これを実践している人として、パラリンピックの選手を例に挙げるとわかりやすいかもしれません。前者を、Have-do-beの生き方と呼ぶならば、後者の与えられているものをどう使う生き方は、be-do-haveと呼べるでしょう。自分という道具は、他の道具と違って、取り替えることはできません。この自分という道具は確かに癖が有るけれども、大切なことはどうやって使いこなすかということです。でもいきなり、自分という個性を劇的に変えることはなかなか難しいでしょう。そこで自分についての見方を変える、あるいは違い角度から自分にスポットライトを当ててみましょう。


2)他者信頼

自分の事は好き、自分は信頼できるとしても、周りの人は自分を陥れようとしている敵である、とみなしていたのでは健全であるとはいえませんし、幸福だと感じることも困難なんではないでしょうか。自分はいつも危険にさらされている、あるいは消極的に自分されいなければ周りの人はうまくやっていける、と感じていては、非常に限られた人生を生きることを余儀なくされます。

 アドラーは、この他者信頼について「Feelat home」―世界の中でくつろぐと表現しています。どこにいても自分らしくいれる、安心できる、人の前でオープンでいられる、それには他者信頼が欠かせない要素です。そのためには、自分にも認めたくない部分や見られたくない部分がある、それは他者も同じである、その人にもなりたい自分があり、それを手にするためには精一杯生きているのだ、と感じてみたいのです。自己受容が深まった分、他者理解、他者信頼が深まります。


3)他者貢献

自己受容もできる、他人も信頼ができる、と感じていても、自分は全くの役立たずだ、と感じていて幸福になれるでしょうか?アドラーは人から受け取るだけではなく、他人に与えることができる、という感覚をもつ必要がある、と説いています。

仲間を認め仲間と調和し、仲間の為に貢献するありかたを他者貢献といいます。もちろん、他者の為に、自分を犠牲にすることとは全く違います。与えるということは、確かに重要な資質ですが、行き過ぎてはいけないのです。そして、何か、特別なことをしたときにだけ貢献したといえる、と考えれば、貢献するということは多くの場合、困難になってしまいます。そうでなくて、たとえ、何も目にみえる形で貢献していなくても、現に役に立っていなくても、自分は役に立っていると感じられること、自分の存在そのものが、他人に貢献していると考えられるようになりたいのです。自分がすることが他人と関わりあって、自分が全体に影響を与えるのだ、と考えたいのです。

生産性重視の現代社会は、他者貢献が評価されにくいと考えられます。結果重視のため、結果がでれば役にたっている、でていないならば役にたっていないと考えるからです。人から肯定的ストロークや承認をもらうことだけが自分への勇気づけになっている人の場合は、普段から頑張っている自分に肯定的ストロークをかけていません。結果がでても、自分にストロークをしないかもしれません。そうなると、他者貢献も他者信頼も自己受容もできなくなっていきます。