神戸市中央区 みなと元町内科クリニック
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未病/ストレス専門Dr. 笠木のブログ
肌のシミとストレス
2021/07/23

 肌のシミと一言でいってもたくさんの種類があります。一つは紫外線の積み重ねでできたのが「老年性色素斑」と呼ばれるもので、30歳前後から徐々に濃い黒色になり、境界も明瞭になるシミで日光の暴露部位に増えてきます。ニキビや虫刺され、かぶれなど炎症が起きた後にシミになって色素沈着したものを「炎症後色素沈着」といいます。よくあたる部分やかゆい部分をごしごしこするなどで起きるしみです。更年期の女性が頬骨の上部に左右対称に薄茶色のシミができればそれが「肝斑」です。これは女性ホルモンの乱れ、妊娠やピルの使用で起こります。これ以外にも遺伝的にできるそばかすもあります。紫外線も炎症も女性ホルモンの乱れもすべてメジャーなストレスです。

このうち、一番大きな原因は紫外線です。肌トラブルの原因の約80%が紫外線が原因です。地上に存在する紫外線には、UV-AUV-Bの2種類があります。UV-Aは皮膚表皮の基底層から真皮まで達し、メラノサイトを活性化させます。これにより黒色メラニンが大量に生成され、肌の色が濃くなります(日焼け)。UV-Bは肌に対する刺激がUV-Aよりも強く、細胞の遺伝子(DNA)を破壊する力をもっているため、皮膚がんの原因にもなっています。海水浴などに行って、顔や背中が赤くなってヒリヒリするのは、このUV-Bが原因です。次に多いのが、女性ホルモンのバランスが崩れです。妊娠中や出産後、閉経時(更年期)などは、女性ホルモンのバランスが崩れやすくなっています。バランスが崩れると、一時的に黒色メラニンの生成が高まると考えられており、シミが増えることがあります。

シミの原因として、最近注目されているのが活性酸素です。体内で発生した活性酸素は、メラノサイトを刺激して黒色メラニンの生成を促しシミを作ります。活性酸素を発生する原因物質としては、紫外線、ストレス、大気汚染、タバコなどがあげられます。その他、副腎皮質の機能低下や、肝臓や腎臓の機能障害などでも、シミができますが、これらもストレスが関与しています。