神戸市中央区 みなと元町内科クリニック
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未病/ストレス専門Dr. 笠木のブログ
ストレスで増えたら困る3つのホルモン②~ドーパミン~
2021/07/17

ドーパミンは、向上心やモチベーション、記憶や学習能力、運動機能に関与しているホルモンです。このホルモンの分泌が低下すると、物事への関心が薄れ、運動機能、学習機能、性機能が低下します。逆に、分泌が過剰だと、統合失調症や過食症、その他アルコール依存症やギャンブル依存症など様々な依存症を引き起こす可能性がでてきます。

 ドーパミンは「楽しみ」をコントロールしたり、快感を得たりできるホルモンでもありますので、ストレスによる不快を素早く解消することもできます。ですからドーパミンがあることで突然起きたストレスに対しても反応できるわけです。

一方で、強いストレスを受け続けると、そのストレスの解消手段として快感/報酬を得られる物を体が欲しがります。その報酬の一つがアルコールやタバコです。実は、日常的に心理社会的ストレスを受けている人はそうでない人と比べて、脳内でドーパミンが十分に産生されないことがわかっています。脳内でドーパミンが十分に産生されないということは、脳が急なストレスに対処できなくなるということを意味しています。依存症の人のストレス耐性が低くなるメカニズムの一つと言われています。

  ドーパミンの働きを制御する有名なホルモンにセロトニンがあります。セロトニンとドーパミンの関係は、セロトニンがドーパミンの働きを制御しています。ドーパミンのみが過剰の分泌されると快感への欲求が止まらなくなりますが、それが行きすぎないように欲求の制御を行い、正常な欲求の状態を維持する役割をするのが、セロトニンの役割です。セロトニンとドーパミンの分泌バランスが崩れると、心身に様々な影響が生じます。ドーパミンの過剰分泌で統合失調症がありますので統合失調症の投薬治療は、セロトニンやドーパミンに働きかける薬が使用されます。